フォークリフトの安全とは
減らないフォークリフト労働災害
第13次労働災害防止計画(2018年度 厚生労働省)では、2022年までに休業4日以上の労働災害で2017年比5%以上の減少を目標としていますが、逆に増加傾向にあります。中でも陸上貨物運送事業は重点業種としてあげられており、その荷役作業で特に中心的な役割を果たしているのがフォークリフトです。
しかしこのフォークリフトによる死亡や重大な災害に至るケースは、減少を食い止めることができません。残念なことに、災害のほとんどがフォークリフトを正しく使用していないことによる事故となっています。
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フォークリフト労働災害の推移
厚生労働省 労働災害統計
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労働災害死傷者数(2022年)
※「仮設物、建築物、構築物等」「物質、材料」「環境等」「その他」などを除く、起因物別発生数上位の比較 厚生労働省 2022年労働災害統計
労働災害データチラシをPDFファイルでご提供しています。
物流現場での安全意識
実際の物流現場では、フォークリフト作業に対し実に98%以上の方々が不安を感じています。
しかしながら、その対策となると様々な理由からなかなか改善が進まないという課題・悩みが多いようです。
- フォークリフト作業での不安がありますか?
- (当社調べ 330 社)
安全管理担当者が感じている課題・悩み
- 教育しても効果がでない
- 安全対策が建前になってしまう
- ルールが実践されず形だけになってしまう
- なかなか強く指導できない
- 原因が分からないので対策が決まらない
- 次の⼀手を会社から求められている
フォークリフトの安全対策フロー
安全対策は『法令の遵守(活動)』『改善活動』『⽇常活動』の3つがあります。
⼀見地味な活動ではありますが、これらの活動を計画的に進めることで安全のレベルアップが図られます。
しかし現場ではいつもフォークリフトの安全だけを管理するわけにもいかず、なかなか手が回らないこともあると思われます。
ツールマートではそのようなお悩みを持つ皆様へ、フォークリフト安全に関するハード(機器)とソフト(現状把握と教育関連)の両⾯からお⼿伝いすることを使命と考え、活動しています。